複数ある介護士のキャリアアップの選択肢
介護士が無資格からキャリアアップを図るには、着実に実務経験を積み資格を取ることが一番の早道である。介護士のキャリアパスのゴールには、認定介護士やケアマネージャーが挙げられる。どちらも介護職員初任者研修から始め、実務者研修、介護福祉士を経て認定介護士とケアマネージャーに枝分かれする。
介護福祉士は国家試験で、合格率は約70%と高めである。取得すると給料アップはもちろん、転職に有利に働く。介護福祉士の資格を取得後、600時間の研修を受けると認定介護福祉士の資格取得ができるようになる。
ケアマネージャーは介護福祉士の資格を取得することで目指せるが、民間資格を取得することで認定ケアマネージャー、主任ケアマネージャーとさらなるキャリアアップが図れる。資格取得で給料アップや転職が有利になるほか、責任のある仕事を任されるようにもなるだろう。
そして、介護士のキャリアアップとしては、マネジメントを目指すのもありだ。介護施設の運営や人材管理などのマネジメント職を行うにしても、介護士のキャリアを役立てることができる。まずは初任者研修から始め、自分に合っているのはどのタイプのキャリアであるのか見極めるのがベストだろう。
介護士は、介護施設以外でも働きながらキャリアを積むことが可能だ。医療機関で介護士として従事する方法や、看護助手として看護師のサポート的な役割を担うこともできる。このように、経験を積んで資格を取ることはもちろん、それ以外の方法でも介護士の活躍の場は広げることができる。介護の現場と医療の現場は、共通点もあるが違う点ももちろんある。どちらが自分に合っているか確かめたい場合も、看護助手はありがたい職業だといえる。
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